一乗り目 長距離通勤は、つらい。
今年初めに、転職を機に京都南部に引っ越した。
前は職場までチャリで片道10分だった私が、今やJR大和路線を使い、始発駅から大阪までえっちらおっちら通勤する日々。
長距離通勤が・・・こんなにもしんどいものとは思わなかった。王寺駅から久宝寺駅 間の容赦ない揺れ。中々空かない座席の椅子取りゲーム。夜が明けるころに列車に乗り込み、日が沈んでから帰り路に着く日々。
しんどい・・往復2時間のこの道のりに潤いが欲しい・・・。
この距離は、もはや小旅行といえよう。
通勤の日々は過客にして電車に揺られる私もまた旅人なり・・・
通勤時間を楽しむ時間にする方法はないものか。
そうだ、定期券を活用しよう
長距離通勤の方は、きっと定期券という名の路線使い放題パスポートをお持ちのことでしょう。定期券代が会社もしくは親御さんからもらえている方がきっと多いはず。この夢のパスポートを使わない手はありません。
定期券は、記載された区間の駅なら降り乗りし放題なのです!!
乗り降りし放題!!ただ!!無料!!
(詳細はJR西日本のHPをご覧ください。)
通勤時間は大切な人生の一部。思い出深いものにできればもうけもの。
・・・などと、当初は思っていた。実際は遊ぶ体力と時間の余裕がない。通勤途中でちょっと遊んで帰ろうものならそのまま帰宅時間が遅くなり翌朝の疲労に直結する。
私の場合、会社に着くまで片道1時間半越えである。帰りはともすればもっと遅くなる。下車する駅に降り立った瞬間、何かがげっそりと抜け落ちる感覚に襲われる。
ベッドタウンの住民にとって、長距離通勤は時に避けられないことだろう。しかししんどいことに変わりはない。
長距離通勤を3か月以上してみたが、これを何年とされている世の会社員・学生を心から尊敬する。